音楽教室発表会

イタリア生活

先週の木曜日、音楽教室の発表会がありました。昨年はオンライン発表会だったので、初めてグランドピアノを触る子もいて、どのタイミングで前に出てきてどこでおじぎをしたらいいのか気にしていたので、「大丈夫、先生が合図するからね」と言いながら、なんだか原点に戻ったような気がして、指揮でも奏者に歩み寄れる指揮がしたいものだと思いました。この日、バイオリンクラスの伴奏もさせて頂いたのですが、緊張している大きい子たちに「伴奏者はバイオリンの楽譜も一緒に見てるから、間違えてもどこ弾いてるかわかるんだよ」と言ったら落ち着きを取り戻しているようでした。自分も初めてのバイオリンの発表会では、「ピアノの人が困っちゃうから止まってはいけない」と信じていたのを思い出しました。初舞台の、開放弦だけのピチカートの子がとても微笑ましかったです。