指揮科修士ディプロマ

音楽生活

パルマ音楽院指揮科Biennio(修士)を無事修了しました。

この日は学部と修士合わせて3人の卒業試験が行われました。

私の試験曲はチャイコフスキーの序曲ロミオとジュリエットで、形式はコンクールであるような、30分間プローバを行うというものでした。この曲は確か、イタリアに来て初めてビオラでオケに乗った思い出深い曲です。「数えるのも大事な仕事」とは教わったものですが、ビオラを引いていて指揮が急に2振りになったり長い休みに大きくテンポが動いたりすると度々どこにいるかわからなくなっていたあの頃を思い出します。

プローバではいつも時間が足りないように感じて先へ先へ急いでしまう傾向があるので、今回は予めどこを扱うかだいぶ絞っておいたのですが、今思うとTp ・Tbには活躍の場面が少なくて物足りなかったのではないかなぁと思います。「たられば」はキリがないのでさておき、“明確なテンポで” “入りのタイミングを示す”のはともかく、“どういうフレーズ感で” “初回から強弱を示す”という、インフォメーションを含めての指揮はまだまだ課題です。

5年間を振り返ると、ブレシアでのTriennio(学部)の3年間は、オケでビオラを弾きながら、フーガを作ったりPCでオーケストレーションの課題をしたりという日々でした。Biennio(修士)の2年間は、ブレシアに在籍していた1年間はコロナで外出が制限されていたこともあり、教職科目や音楽史等、オンラインでプレゼンしたり喋る系の課題を終わらせ、パルマ音楽院に移籍した2年目は、まだコロナ禍の制限は有りつつもハイドンからストラヴィンスキーまで幅広く色々やらせてもらって、何より広い広いオペラの世界を少しだけ垣間見ることができた貴重な日々でした。

教えてくださった全ての先生、いつも笑顔で接してくれて会うのが楽しみだった仲間たち、フォローしてくださったオケの皆さん、背中を押してくれた日本の皆様、支えてくれたパートナーと家族に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました!!!

P.S. 帰りにCastelli del Ducato di Parma e Piacenzaの一つ、パルマのヴェルサイユこと、Reggia di Colornoという宮殿に寄ってマリア・ルイーザのフランス庭園を散策し、前回のエミリア・ロマーニャ小旅行の続きを楽しみました。