WITHコロナinイタリア

イタリア生活

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

1月は毎年行政関係の手続きでなんだかんだ慌ただしいのが恒例ではありますが、今年は「対面・オンライン間の行き交い」に「ワクチンの3度目接種」等々、オミクロン株との共存の要素が大きかったように感じます。

冬休み明け、イタリアでは「学校再開をどうするか」に揺れました。ひょっとして「昨年の今頃に逆戻り!?」とも思ったのですが、結局全国的にはロックダウンにならず、いわゆる「WITHコロナ」の生活がスタートしました。

音楽院の授業も、始めの一週間こそオンラインでしたが、二週目にはクラスによって隔離者もある中での再開となりました。対面とオンラインとの双方が生活にある形では、移動に結構体力を要することを思い知る一方、ピアノ教室の隔離者対応など日常的にはプラスアルファも生じて毎日ちょこちょこオンラインしている感じがあります。

ワクチンの3度目接種を2回目から4ヶ月半〜6ヶ月の間隔で受け、公共の乗り物乗車等に必要な「スーパーグリーンパス」を取得しました。「3度目で熱が出ることは少ない」と聞き、次の日を開けなかったのですが、結局発熱し、仕事に出るまでに熱が下がるかヒヤヒヤしました。そしてその日は何より腕が上がらない…。

最近の指揮のクラスでは、他のみんながオペラを振る中、私だけずっとハイドンが当たります。なぞの焦りがあります笑。「Filologia」(音楽文献学)のテストが刻一刻と近づいています。結局日本語の本を沢山読むことになるのはなぜなんでしょうか笑。

「WITHコロナ」はもうしばらく続くと思いますが、2月は1月とは違う風が吹きそうな気配もしています。